Jack Brooks Monster Slayer


Jackは子供の頃、山中でキャンプ中に謎の怪物に襲われ両親を惨殺される。
大学生(夜学)になった今もJackはそのことで、カウンセリングを受けるメンヘラだ。


そんなJackは、配管のお仕事(なんでわざわざ配管工なんだろう)しながら
あんまり可愛くない上、ケンケン五月蠅い恋人Eveさんと大学へ通う毎日。
しかし大学にはR.イングランド分する”変な教授”Gordon教授もいて、
なんだかメンヘラだけど退屈はしていない様子。


ある日、Gordon教授は裏庭から謎の木箱を発掘し
箱の中にあった呪いの心臓(みたいなの)に体を乗っ取られてしまう。


日に日に行動や容姿に異常をきたしていくGordon教授。


そして、ある夜の講義中にGordon教授が完全変貌!
化け物に変身してしまい、クラスメートを次々と怪物へ変貌させていくではないか!

当然逃げ出すJackだったが、両親の死を思い出し、自分のトラウマに打ち勝つべく
化け物と化したGordon教授に戦いを挑むのだが・・・・。


実はロバート・イングランドのための映画なんじゃないか?というくらい小一時間はロバート・イングランドの独壇場です。
それこそガキ使の「七変化」よろしく、笑わしたいだけなんか?これは!?といった具合。後半15分ぐらいが、覚醒したJackさんの大立ち回り(でもなんか抜けてる)となっております。


モンスターのボディスーツが好きな人にはたまらない一品です。最近ボディスーツモンスターなんて、インディものでしか観られなくなってしまいましたからねー。こういうのは貴重ですよ。。っつーか、なんなの?このR.イングランドの最終形のジャバっぷりは。

全体としては、よくできたB級映画ではないかと。もう少し学校での乱闘シーンに緊張感があるといいのですが。。


監督はまだ20代のJon Knautz。短編ホラーをチマチマとり続けて修行して来た人みたい。なので基本がしっかりしていてとても見やすい映画です。Eli Rothもそうですが「とりあえず撮りたいモノを撮ってみました」という姿勢が感じられ、今後が楽しみな人です。