Altered


やっと観た。
北米版DVD。英語字幕有り。


えーっと、Eduardo Sanchez監督ということで、
BlairWitchと同じくお金はかけていない(アレよりは間違いなくお金は使っていると思うが・・)


基本的に登場人物の背景は100%会話の中に織り交ぜてあり、場面転換は殆どなく、
主人公が住んでいる家とそのガレージのみで話が進行していく。



異星人に強襲され、弟を失ったWyattは山小屋に一人住まい。
彼女と夜を過ごしているところに、Wyattと同じく過去に宇宙人に襲われた友人
(彼らとWyattは、一件以降、顔を合わせていないらしい)
が、捕獲した異星人をつれてやって来る。



「ほかの異星人が、この捕獲した異星人を助けにやって来るのではないか?」


っと、不安な一行。
Wyattは


「折角静かに暮らしていたのに、お前らすげぇ迷惑!」


っとぶち切れつつも、捕獲した異星人を世間の目に晒すべく協力することとなる。


こいつは、弟を殺したにっくき異星人、ぶち殺したいが生きたまま世間に知らせないと
また変人扱いされるかもしれない、でも殺さないと仲間がやってくるかもしれない・・・。


そんな中、Wyattの彼女が警察に連絡。
また、異星人に噛まれ、体が腐り出した男はやけっぱちになり、仲間と大ゲンカ。

ゴタゴタしているウチに、逃げ出してしまう異星人。

さぁ、どうする?


異星人があまりにあっさり捕まりすぎて、こんなに簡単に捕まえられるのなら
とりあえず一匹、腹いせに殺してから、また別のやつ捕まえたらいいじゃんね!
とか突っ込みたくなったり、異星人のベッタベタな造形はともかく、
ラストまでそれなりのテンションを保っているため退屈しない。
もちろん、ゴア描写もアリだ。これがきつすぎず、ゆるすぎずでちょうど良い。


ラストにかけての返し、落ちの付け方、すべてがちょうど良い無難な映画。
海外レビューでもそれなりに歓迎されてる模様。