愛のむきだし
ホラーじゃないので、こっち側で。ゆるーい感想をば・・・。
園子温監督の映画は、いっつも後半になると抽象的になりすぎて、深く考えないでみていると、観ている方は完全に置いて行かれてしまい、受ける印象はめんどくさくなって投げ出し感じしか残らず、「はい、残りは好きに解釈すればいいよ」みたいになってしまっているのが多い。
そんなわけで、敬遠していた本作。やっと観る気が起きたので観てみました。
本作、意外と普通の映画。しかも280分の長尺のクセに、カットして良いシーンは無い。(あえて言うなら、AV男優の件くらいか)これがビックリ。最初に4時間と聞いたときには「まーた、ダラダラしてんだろうなぁ」っと思っていたのだが、見事裏切られた。しかも、何も考えなくて良い。アクロバット盗撮のあたりから「あ、これは考えなくても大丈夫そうだ」っと、良いフラグが立つ。
長尺映画が苦手なウチの嫁さんも大喜びで最後まで観ていたようなので、話もまぁ面白い方なんでしょう。
以下、感想の断片